Tabキーの役割は「入力欄の項目を瞬時に移動できる」ことですが、実はメールやエクセルなどを入力する際に使用することで、驚くほど入力のスピードをアップできます。Tabキーを上手に使って、タイピングスキルのアップをしましょう。
Tabキーでフォーム入力の項目を素早く移動
インターネットでの問い合わせやショッピングで、よく利用するのが下のような入力フォームです。名前や住所などを入力する項目が多数あり、都度マウスを操作して入力項目を移動させるのは面倒ですよね?
このような項目を移動させるのに便利なのがtabキーです。文字入力後に押すことで、次の項目に移動してくれます。いちいちマウスに手をやること無くスムーズなカーソル移動ができるので、結果的に入力スピードが早くなります。
今まで知らなかった人は、是非この機能を使ってみてください。
直近で使用した単語、文章を素早く変換
ビジネスメールをやり取りする場合などは、「お世話になります」や「よろしくお願いいたします」のように多用する文言が多数あります。何回も同じ言葉を打つのはとても非効率です。その場合にもTabキーを使用することで、とても効率的に文章を打つことができます。
例えばGoogleメールを参考にしてみます。メールの冒頭に「お世話になります」と打ちたいとします。その場合「お」と入力するだけで最近使用した「お」が頭にくる文字候補が表示されます。
このときに候補項目までマウスを使ってクリックしても良いのですが、それだとあまり効率的とはいえません。なのでTabキーを使用して候補の中から打ちたいものを選択します。
Tabキーを1回押すと第1候補へ、押す毎に次の候補へと移っていきます。選択された項目でEnterキーを押すことで、入力したい文字が瞬時に打ち込みできます。
同じ言葉を何度も何度も手打ちするのは非常に効率が悪く、特にビジネスでパソコンを使用する際は作業効率UPのために絶対に使用していきたい機能です。
知らないと損をする「Tabキー」の使用
このようにTabキーを利用することで、文字入力の時間短縮ができるようになります。慣れないうちは多少の違和感があるかもしれませんが、反復して使用していけば必ずスピードアップにつながります。
タッチタイピングもできるようになるまでは、皆さんかなりの努力と時間を費やして来たと思います。タッチタイピングと同じように、最初はもどかしくてもやり続けることで効率のUP、すなわち時間短縮につながるわけです。
時間は皆に平等に与えられたものです。果たして今後Tabキーを使うと使わないで、どれだけの時間が短縮できるでしょうか?、Tabキーを上手く使って今後の入力効率アップを目指しましょう。
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