無刻印キーボードとは?
無刻印キーボードとはアルファベットや記号の印字が無い、ちょっと意味がわからないキーボードです。まぁ、だから何だって話なんですけども、これが案外タッチタイピングの練習に使えるんですよね。手元を見ながらしかキーボードが打てないという方、そしてなんとかタッチタイピングを身に付けたいという方は参考にしてみてください。
タッチタイピングは必ず誰にでもできることです。問題はできるようになるまでにどれだけの練習時間を要するか、につきます。当然早く習得できる方が良いわけで、今回はその手助けとなる無刻印キーボードをご案内します。
無刻印キーボードをタッチタイピングの練習に使うメリット
タッチタイピングがいつまでも身に付かないあなた。その原因は何だと思いますか?自分はこれでした…
絶対に手元を見てしまう!
まぁ、当たり前なんですがw
ってことはですよ、手元を見ても何も書いてなければ見る必要が一切無いんじゃね?と考えました。そこで練習に取り入れたのが無刻印キーボード。このキーボードをタッチタイピング練習に使うメリットは、手元を見てしまうという悪い癖をいち早く改善できる点です。
当然最初は全く正しい文字か打てません。どこにどのキーがあるのかもわかりません。それはトランプの神経衰弱にもにたものがあります。そうです、タッチタイピングは神経衰弱なのです!知らんけど…
まぁ何が言いたいか、ってと記憶力の良い人は早く出来るようになるし、悪い人は時間がかかるってことです。ただし、絶対に誰にでもクリアできる簡単な「ゲーム」なのです。
キーボードにもともと印字がなかったら楽ですよね
手持ちのキーボードの文字を簡単に消すことができれば、このようなキーボードは要らないんでしょうが、もし良かったら皆さんやってみてください。これが結構厄介なんです。自分の場合はマジックで文字を消す方法、シールで文字を隠す方法を試しましたがダメでした。
人によっては箱て覆って手元を隠してしまうという方法をしている方もいますが、ッそれだと邪魔になってしょうがないと思うんですよね。そもそもそれだと簡単にカンニングできてしまいますしね。
それで色々試行錯誤しながら最終的に行き着いたのが無刻印キーボードってわけです。これは最初から印字がないキーボードで、3,000円位はします。でも数々の苦労を考えると、もっと早くこのキーボードに出会えてたら、数ヶ月早くタッチタイピングが習得できたのではないかと思います。
本当に必要なのは最初の数週間~数ヶ月、もちろんその後も使えます
キーボードを見てしまうという行為は、頭と指先が文字配列を覚えていないからです。要するに目で確認しながら打つ癖が抜けないのがダメなわけですね。なのでとにかく最初にやることはキーの位置を徹底的に覚えることなのです。中学の期末テストは一夜漬けで記憶してなんとか乗り切ったじゃないですか?だから一夜漬けとは叶いかもしれませんが、これも絶対におぼえることができます。とにかく負けない気持ちが大切です。
個人的な感覚ではこの「記憶させる」時間が一番の苦痛です。だって、全く打てないんですもんwそりゃ萎えますよね。でもここで諦めずに毎日反復練習していれば、得意なキーと不得意なキーが理解できるようになります。ここまでくればもう勝ったようなものです。それを感じることができたら、もうあなたはすでに見ずに打てるキーができたということです。後はそのキーを増やしていくだけです。
無刻印キーボードがほんとうの意味で必要なのは、頭に全てのキー配列を記憶させるまでです。ただ、また元のキーに戻してしまうと、ひょっとしたらまた手元を見てしまうかもしれません。なので自分はタッチタイピングができるようになっても、しばらく無刻印キーボードを使い続けています。
無刻印キーボードをタッチタイピング練習に使うことは賛否両論ある
しかしこの無刻印キーボードをタッチタイピングの練習に使うことは、人ぞれぞれ賛否が分かれるようです。というのも、練習で何を重視するかによって変わってくるからです。
一般的に「タッチタイピングは必ず画面を見ながら打つ練習をしなさい。」と言われます。なのでそもそもが絶対にそれを守れる人は、この無刻印キーボードは必要ないのです。どうしても手元を見てしまう、というクセが抜けない人にしか必要とされません。
また、人によってはわからない文字は目視しながら覚える、というスタイルの方もいるようです。どちらが正しいのかわかりませんが、自分が今までやってきた経験をもとにお話すると、絶対にキーボードは見ない(または見ても意味がない)状況を作るほうが覚えは早いと思います。
タッチタイピングは一生のスキル、必ず身に付けましょう
これを機に、あなたもチャレンジしてみませんか?今まで必要なことは感じつつも放置してきたのが今の姿。ここで立ち上がらないと、ひょっとしたら一生このままかもしれません。私は43歳からタッチタイピングの練習を始めたパソコンに疎い人間です。でも3か月コツコツとやることで、気づけば人並みにタッチタイピングができるようになりました。
タッチタイピングができるようになると、世界が変わります。
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