※汚い指の写真でスマセン…
タイピング練習で最初に覚える「ホームポジション」
何事も基本が大切であることは間違いないんですが、タッチタイピングの基本といえば「ホームポジションを守ること」です。人と同じがあまり好きではない私ですが、タッチタイピングに関して言うと、やはりホームポジションを無視してキーを打つことはできませんでした。
ホームポジションとは、どこかの誰かが勝手に決めた「おそらくこれが最も効率的なキーボードの叩き方をする、指の置き方の基本」です。どのキーを打った後も、必ず各指を決められたキーに戻しましょう、ということです。仕事に行っても、買い物に行っても、帰る先は必ず自宅ですよね。それと同じ概念です。
ホームポジションとは?
ではホームポジションとは一体どういうことなのでしょうか?下の写真は、たかが(されど)タッチタイピング習得のためにパソコンスクールに通った筆者が、先生からもらったタイピング練習用のカンニングペーパーです。
※またまた汚い指の写真でスマセン…
グレーに塗りつぶされたキーが書く指のホームポジションになります。それぞれの指が担当するキーは点線で示されています。タッチタイピングをいち早く習得するためには、まずホームポジションと、指の動かし方を叩き込むことが早道です。
薬指や小指は特に動かしにくいため、違和感があるため鬼門となります。しかし、それをグッと堪えてひたすらに練習していきましょう。練習のポイントは、文字を打つ毎に必ずホームポジションに指を戻すということです。こうすることで正しい指の使い方が身につき、タッチタイピングの速度が早くなります。
カスタマイズはホームポジションと基本の指の動かし方を覚えてから
しかし、このホームポジションと指の動かし方というものは、どこかの誰かが勝手に決めたことです。当然、人によって違う指で押すほうが効率的なキーが出てきます。しかし、タイピング練習でまず大切なのは、キーの配列を覚えること。いきなり我流でやってしまうよりは、基本を忠実に守り、基礎ができてから効率化を図るのがベターです。
基礎が指先に染み付くと、実はそれほどこのホームポジション理論が苦にならなかったりします。最初は違和感があったキーでも、指先も慣れてくるんですよね。でも、どうしても違和感が拭いきれないキーは、叩きやすい指に担当させたほうがやりやすいケースもあります。そのように自己流にカスタムしたい場合は、基礎が十分に伴ってからにすることをおすすめします。
タイピング練習の初期段階はカンニングペーパーを画面脇に貼ろう
ホームポジションと指の動かし方を習得するためには、とにかく下を見ないことが大切です。タッチタイピングの目的は、キーボードを見ずに画面を見ながら文字を打つこと。なので最初にくじけるポイントは、どうしても下を見てしまうということなのです。
なので下を見るクセをなくすために、パソコンモニターの脇にホームポジションのカンニングペーパーを貼り付け、とにかく前を見ながら練習することがポイントです。
100%誰でもできるようになるタッチタイピング、要はやる気の問題
タッチタイピングは大袈裟に言うと、人生を豊かにするスキルです。ビジネスやプライベートでも必需品となったパソコンですが、その入力を早めることで時間の余裕が生まれます。例えばタッチタイピングを習得することで、1日10分の時間が節約できたとします。これからの人生を考えると、一体何時間の節約となるでしょうか?
もちろんタイピングをマスターするのにある程度の期間は必要です。しかし、先を考えると天秤にかける必要性もありません。タイピングをマスターする以外に選択肢はないのです。タッチタイピングは、練習すれば100%誰にでもできることです。要するに毎日継続して練習することで身につけることができるのです。
これから先の人生を有意義に過ごすためにも、タッチタイピングは必ず身につけておきたい能力です。
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