40代から始めるタッチタイピングにスピードの意識は必要か?ということは愚問だ。それは何故かというと、この記事で実証済みである。
要するにスピードは忘れ、正確に打つことに重きを置くほうが結果として早いのだ。若干のもどかしさはあるものの、しばらくはこの方法で数ヶ月試すのが得策だろう。
タイピング上達の為に、挑戦記録を共有しよう
中年になってからのタッチタイピング挑戦は、孤独との戦いである。地味な練習を毎日毎日。寿司打で新記録を出しても、単なる自己満の世界にすぎない。本当に寂しい限りだ。上達の近道は同じ境遇の人や家族、会社の同僚などに情報を共有することだ。決して相手が求めていなくても、しばらくすると誰かが反応してくれてそれが励みになる。少なくとも孤独感から諦めてしまうようなことはない。
身近な家族や同僚にタイピングの上達ぶりをアピール
家族や同僚はあなたのタッチタイピング挑戦を応援してくれる最も身近な存在だ。恥を忍んでその挑戦を共有することで応援してくれる可能性は高い。また的確なアドバイスをくれることもある。ポイントは信じてやりきれるかどうかだ。
できるようになった人はその経験を伝えてくれているわけで、経験不足の私達がそのアドバイスを無視したり、やる前から否定する権限はない。
SNSで記録を公開する
TwitterやFacebookなどのSNSで毎日記録をシェアしていくのも方法だ。だが、気の向いたときだけではダメだ。決まった時間にその時の記録を毎日アップする。そうすることで繋がりのある人達が徐々に反応してくれるようになる。それが活力になる。
SNSの場合は「タッチタイピング」などのワードでアカウント検索すると、同じようなタッチタイピング難民が山ほどヒットする。そのような人と新たな繋がりを持ち、切磋琢磨していくのもひとつのやり方だ。
毎日記録を付けておく
日記のように毎日の最高記録をエクセルに保存することもかなりおすすめである。ダイエットをする人が毎日の体重を記録するのと同じである。こうすることで過去の自分と向き合うことができ、その成長も感じられるのでタイピング練習のモチベーションが維持できる。
また、絶対ムリだと思っていたタッチタイピングが、少しずつ進歩しているという事実を客観的に捉えられることで、他の諦めていたことにもチャレンジしてみようかと思えるようになる。
タイピング習得に焦りは禁物
タッチタイピングは「キーボードで文字を早く打つこと」を目標にスタートするわけだが、最初からスピードを求めて焦ったタイピングをするとかえって逆効果だ。スピードを意識すると筆者の経験上、いつまで経っても誤字脱字地獄から抜けきれない。もっと早く「正確さ」にポイントを置けばこんなに遠回りしなかったと後悔する部分もある。
■正確に打つ=結果的に早い
このことを中年からタッチタイピングを始める方に伝えておきたい。ぜひ私のような遠回りを避けてほしいと切に願う。正確に打つことを意識すれば、スピードは自ずと身についてくるものだ。
焦る必要はないが無理のない目標を立てよう
焦りはスピードの意識から来るもの。無理な計画を立てず身近な目標を月毎に立ててみよう。例えば寿司打で現状1000点程度なら、1ヶ月後には1500点を目標に定めるなど間違いのなさそうな目標にしよう。小さな目標をクリアしていくことで自信につながっていくものだ。
まとめ・くどいようだが焦る必要はない
タッチタイピングは学校のように、いつになれば卒業という期限はない。自分のペースで好きにやっていけば良い。問題は挫折するかどうかだ。キーの配列を覚えきるまでが一番の難所で、その苦痛に耐えきれるかどうかが最初の脱落ポイントだ。
そこを乗り切るためにも、他社の応援や反応を糧にすることをおすすめする。まずは恥を忍んで今のあなたの腕前をシェアできるかどうかだ。一生、見ながら打ちをするのはこれからの人生においてマイナスでしかない。
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