仕事で毎日パソコンを触るくせにタッチタイピングができない44歳のおっさんが、一念発起してパソコン教室にタッチタイピングを習いに行った。
しかしそこで先生に言われた衝撃の言葉は「教えることはない、ただひたすらキーボードと向き合え。練習あるのみ!」ということだったのである。
どうしてもキーボードを見ないとタイピングができない私を見かねて、先生が取った行動は…
キーボードの文字を油性マジックで消すという荒業。仕方なく週イチのパソコン教室はその方法でキーボードを見ても意味がない仕様にした。
自宅でのマジック文字消し戦法タッチタイピング練習
人によってはダンボールで囲いを作り手元を隠して練習したという話も聞くが、すぐに楽な方に逃げてしまう私には向いていない。どうせわからなければ囲いを外してみてしまうことが容易に想像できた。
しかし、油性マジック戦法にもデメリットがあった。それは手の脂で徐々にインクが剥がれていくことだ。しかもそのインクは嫌な感じで指先に付着する。
更には完全に文字が隠れるわけではなく、カンニングしようと思えばできる程度に文字が読み取れるのが気に入らない。
孤独な自主練習は寂しがりのおっさんにはキツい。剥がれるインクと手洗い、文字をマジックで消す行為の繰り返しで嫌気が差してきた。なので100均ショップで適当なシールを購入し、文字を隠すことにした。
シールで文字を隠したタッチタイピング練習
この方法は油性マジックよりも数段効率的だった。しかし時間とともにシールが劣化して剥がれたり、一番目についたのはキーボードの見てくれだ。
シールの色が白だったこともあり、数時間で汚れが目立ってしまう。絶対に人には見られたくないキーボードになってしまった。
ただ、絶対に自宅に誰も来ない孤独なおっさんにはおすすめの方法ではある。
見ながら打ちしながら「印字なしキーボード」とグーグルで検索
だったらハナから印字なしのキーボードにすりゃいいじゃん!と思った私は早速「見ながら打ち」でググった。
検索ワードは「文字なしキーボード」とか「印字なしキーボード」すると新しい言葉がヒットした。私が求めているものは「無刻印キーボード」と呼ぶらしい。
検索の結果、そのような商品が極端に少ないことと、なぜだか分からないが異様に高額であることがわかった。お小遣い制の私に40,000円もの出費は自殺行為と同じだ。
おそらくだがこのようなキーボードは「タッチタイピング練習」のためではなく、他の目的で作られたものなのだろう。じゃないと流石に値段が高すぎる。
即行動の知人に相談した結果…
そんな常人からすればどうでもいいような悩みも、この年にしてタッチタイピングもできず部下や後輩、終いには中学生の娘にもわらわれてしまう私には大きな問題だ。
この現状をとある知人に話したところ「だったら安く作ればいいじゃん」と軽い返事が返ってきた。そして1ヶ月後…
手元に届いたのがこのキーボード。これで不具合なくタッチタイピングの練習ができるようになった。
今はまだローマ字すら完璧に打てれるような状態ではないので、ShiftやAltなどの表示を残してくれたというのは彼の優しさである。
ということで、このキーボードを「タッチタイピング初心者練習用」と位置づけ、ローマ字が完璧になった段階で全ての文字がない中級者練習用を作る計画である。
なお、おっさんタッチタイピング習得への道のりは、随時こちらにアップしている。
オッサンのタッチタイピング難民、パソコンスクールの教材におすすめ
実はこのキーボード。単体で作ってくれるメーカーは当然あるわけもなく、とりあえず100台ロットで生産したもの。ということは新品在庫がまだまだ残っている。
ということで…
誰か買ってください!!!
私と同じ境遇のおっさんや、パソコン教室の教材用におすすめです。
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