タッチタイピング難民、新境地を求めて旅に出る②

成長記録

こんにちは。おっさん2号です。未だタッチタイピングはもちろん覚束くことはありません。前回に引き続きタッチタイピング難民の第2話です。まだ1話をご覧頂いていない方はぜひご覧ください。

 

そんなこんなで「パソコン市民講座」へ申し込みをし、タッチタイピングをみっちり鍛え上げようとしたわけです。

パソコン市民講座(パソコン教室)に申し込み

ここは大阪市淀川区。最も良心的価格で近場の教室を探したところ、検索にヒットした「パソコン市民講座」に電話問い合わせをしました。

しかし向こうからすれば美味しい客のはずなのに、あまり反応がよろしくない。平たく言えば「教えることなんかほとんどない。本人の努力次第でなんとでもなる。」ということでした。

しかしひとりでは絶対に挫折する自信があった僕は、そこをなんとかお願いしますという感じでお願いし、渋々OKをもらったのでした。

緊張のタッチタイピング初回授業

ドキドキしながらスマホのマップ片手にたどり着いたのは、お世辞にもキレイとはいえないビルの一室。

 

 

雑に貼られたポスターや不揃いなデスクが並ぶ教室の一角が、自分の席となった。そして先生から念押しの一言。

「言ったように教えることはない。とにかく練習あるのみ。」

とキーボードの文字を油性マジックで消され、カンニングペーパー(?)を手渡され、ひたすら専用の練習ソフトでキーを叩くだけの1時間。楽っちゃ楽だけど、自分の気持ち次第でなんとかなりそうな気もするw

今考えるとあっという間な気がする1時間が終わり、感触は…

何も変わっていない(汗)

本当にタッチタイピングができるようになるのだろうか?不安だけが募るのである。

「練習あるのみ」を信じて

週イチで教室に通うようにした僕は次の授業まで1週間の時間がある。とにかく練習あるのみと言い聞かされた僕は、同じ様に自分のキーボードをマジックで塗るのであった。

しかし教室の段階で薄々気づいてはいたのだが、いくら油性マジックと言えども何度もキーを打っていると指が黒くなり、キーボードの目隠しが薄くなってくる。手を洗ってマジックで塗り直すの繰り返し。なので不格好だがテープを貼って文字を隠すことにした。もちろんカンニングペーパーは必須アイテムだ。

※手放せないカンニングシート

やっぱりそこはダメ中年、意識も行動も続かない…

皆さんご存知ではあると思うが「寿司打」というフリーの練習ソフトがいいという噂を聞いて、それで練習をすることにしたのだが、これが全く面白くない。というのは全く打つことができないからだ。

「シカ」とか「東京都」などの短い単語すらカンニングしてもまともに打てない。要するに画面にお題が出る→カンニングシートに目が行く→キーボードを見ながら指を動かす→画面を見る、というルーティーンから抜けきることができないのだ。

寿司打に馬鹿にされたような気分になった僕は、次の日には自主練習をサボった。と言うか、徹底的にタッチタイピングに関するYouTube動画を見まくった。が、言ってることは理解できてもなかなか実践しようという気になれなかった。それは「面倒くさい」という意識に他ならなかった。

そして迎えた2回目の授業

気が向いたら少しだけ練習した第1週め。総練習時間はおそらく1時間にも満たない。そんな状況で進歩が感じられるはずはない。当然講師の先生は今回も放置プレイだ。

しかし気づいたことがあった。お金を払って通っているという意識か、その1時間は集中してキーボードと向かい合っているのである。ひとりだと甘えが出て投げやりになるが、周りに人がいるだけで「マジメにやらないといけない」と思い、なんとなく身になっているような気がしてきた。

そうだ、強制的に練習できる環境がここにはある!

2回め授業の後半では、ホームポジションの文字程度はカンニングシートなしでも打てるようになっていた。変わらないのは相変わらず真っ黒になる指だw

自己の成長を感じ取れるまでがとても厄介

信念が強い人は良いのだろうが、僕のようなダメ中年は成長を感じるまでにかなりの時間がかかる。それは甘えに大きな原因があるが、信じて少しだけでも練習し続ければ必ず成長を感じ取ることができる。

この感覚を覚えるまで絶対に挫折してはならない。感覚が掴めた今は、むしろその成長を楽しむために練習に積極性が出てきた。気づけば5皿程度しか打てなかった寿司打が、調子が良ければ10皿ほど行くようになった。

(次回に続く)

タッチタイピング研究所

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タイピングについてどんな練習をしてきたかなど 独自開発の自社の無刻印キーボードについて発信していきます!

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