タッチタイピングは積み重ねが大事 40代、50代でも習得可能!

タッチタイピングの練習方法

「タッチタイピングを一週間でマスターする」そんな記事が結構あります。しかし40代のおっさんにとって、果たしてそんなことができるのでしょうか?結果から言うとNOです。

タッチタイピングの定義(個人的見解)

タッチタイピングの定義とは「キーボードを見ずにタイピングする」ということです。要するに画面を見ながらキーボードを打つことです。基本的にタッチタイピングの概念にスピードは関係ありません。

しかし、なぜ私たちはタッチタイピングに憧れるのでしょうか?そうです、同僚のあのタイピングの速さです。個人的にタッチタイピングと「文字を早く打つ」ということはセットであるというのが私の個人的意見です。

よくある「すぐにタッチタイピングをマスターする」という記事はあまり好きではありません。それは単にキーの配列を覚えるだけという意味で、すぐに早く打てるようになるわけではないからです。これはタッチタイピングに何を求めるか、という個人的な考え方によると思います。

タッチタイピングをマスターするには最低でも数ヶ月はかかる

「タッチタイピングで格好良く、早く文字を入力出来るようになりたい!」という思いから、ネットで検索するもあまりためになる記事が出てきません。なぜなら、タッチタイピングの習得には時間がかかるからです。仮に一週間でマスター出来るのであれば、仕事を休んで寝る間も惜しんで、まるで受験勉強のようにタイピング練習に没頭すれば可能なのかもしれません。

しかし我々にはそんな時間はありません。早く習得するということは諦め、一歩ずつ進んでいくことが大切です。焦らずとも絶対にタッチタイピングは身につけることができます。短時間でも毎日習慣的な練習を続けることが、結果的に最も早くタイピングをマスターする近道です。

40代からタイピングを一定レベルまで上げる方法

タイピングはどれだけキーボードと向き合って、継続して練習できるかがポイントです。なので忙しいという甘えから、練習をサボってしまうことが中年にとっての一番のネックとなります。なので心の弱い人はパソコン教室にお金を払って通うこともひとつの方法です。

お金を払うことで無駄にしたくないという意識が芽生えること、そして強制的にキーボードと向き合う時間を確保できることがメリットです。ただ、パソコン教室はおそらく何も教えてくれません。ただ単に練習ソフトで練習するだけです。なぜなら専用の練習ソフトのみで完結するからです。ですのでお金を欠けたくない方は、強い意志を持って必ず毎日5分だけでも練習してください。

スピードを意識すると正確さを失う

何事も基本が大切ということは今になって説明するまでもありませんが、正しいキーの位置を指に覚えさせることがタッチタイピングの基本です。最初から焦ってスピードを求めても全く良いことになりません。打つのは早くても間違いだらけの文章は修正するのに時間がかかってしまいます。タイピングは入力したい文字を正しく打てないと意味がありません。

打つスピードは勝手についてきます。なので「正確に打つ」ことを常に意識して練習しましょう。

とにかく指先を見ない

タイピング練習をしていく上で大切なのは「指先を見ない」ことです。常に画面を見てタイピングしましょう。ついつい間違えたくないために指先を見てしまうものですが、それでは練習になりません。

練習していくうちに自分の得意な文字と苦手な文字がハッキリしてきます。キーボードを見ずに、間違えても良いので苦手なキーが含まれる単語を反復練習するなど、徹底的に苦手ワードの克服をしましょう。

記号はあまり意識しない

文字ばかり練習していると、たまに記号を打つシチュエーションが来た時に焦ってしまいます。あまり打つ場面のないたまに必要な記号等は無視して、まずはローマ字を重点的に特訓しましょう。

不得手、どこかわからないキーの克服法

最初のうちはどこに何のキーがあるかなんて全くわかりません。なのでカンニングペーパーを用意してモニターの近くにでも貼り付けておきましょう。何度も言いますが、とにかく手元を見るクセから抜け出すことが先決です。絶対に指先を見ずに打つクセをいち早く身に着けましょう。

タッチタイピングの練習履歴をメモしておこう

タイピングをマスターするためには、その日の成果を日記のように毎日記録していくことをおすすめします。そうすることで日々の進化を客観的に受け止めることができます。可視化すればモチベーションを保つことができます。ダイエットをする人が毎日体重をメモしていくのと同じです。

オンラインの無料タイピングソフトなどでも構いません。その日の最後にアクセスし、昨日の自分の記録を超えることが出来るかやってみましょう。着実にレベルアップしていることがわかります。「中年でもできるじゃないか!」と思えるようになります。

困らない程度のタッチタイピング習得には最低でも数ヶ月は必要

仕事も家庭もある私達40代にとって、タッチタイピングの練習に向き合う時間はさほど作れません。手元を見ながらしか文字が打てなかった私が、なんとか形になるまでに要した時間が約3ヶ月です。毎日少し早起きして朝に約10分、寝る前に数十分練習を行いました。一番の敵は「面倒くさい」という誘惑に勝てるかどうかです。強い心を持って継続的に練習をしてください。

タッチタイピングを身につけること。その練習には苦痛を伴うことも少なくありません。しかし、死ぬまで手元を見ながら誤字だらけの文章を修正しまくる時間を考えると、今から数ヶ月努力することでその時間は短縮できます。おそらく無意味な時間を数倍短縮することが出来るのではないでしょうか。

最後に、タッチタイピングは誰でも絶対にできるようになります。なぜなら、どうしようもない底辺のオッサン(私)が、出来るようになったのだから。なのであなたも絶対にあきらめないでください。

 

ついつい手元をみてしまう癖をなくすことで肩こりも減るし、キーボード入力が嫌じゃなくなります。習得にはメリットしか無いタッチタイピングを最短で身につけるなら印字なしキーボード
タッチタイピング研究所

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タイピングについてどんな練習をしてきたかなど 独自開発の自社の無刻印キーボードについて発信していきます!

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