タッチタイピング練習におすすめソフト

タイピング用ソフト・ツール

e-typing

e-typingは、愛知県に本社のある「イータイピング株式会社(2007年設立)」が運営する無料オンラインソフトです。タイピングに特化したサービスを提供する会社で、タッチタイピングの練習やテスト、タイピング大会の開催支援などの様々なプロダクトを行なっています。

ユーザーを飽きさせない、常に新しいテーマのタイピング練習を提供してくれる優良サイトです。初心者から上級者まで対応し、なおかつ無料で使用できる神サイトと言っても過言ではありません。

myTyping

myTypingの特徴は「楽しくタイピング練習ができる」ということです。例えば有名な歌の歌詞や、童話をモチーフにした文章などユニークなものが多くなっています。こちらのサイトも更新頻度が高く、いつも新鮮なネタを提供してくれる点が嬉しいです。

パソコンスキルの習得がマストになりつつある現代で、幼少期からのタイピング練習が注目されています。子供にもウケが良い構成になっていますので、特に小さなお子様がタイピングに触れ合うソフトとしておすすめします。

寿司打

寿司打はタイムトライアル的なゲーム要素も兼ね備えており、どちらかというとホームポジションが身についた後の練習におすすめです。こちらはすでに完成されたソフトで、常に同じ環境で練習ができる点がメリットです。

文字を打つお題が一定なので、同じレベルでプレイすることば、過去の自分との比較がしやすくなります。大人でもやみつきになるゲーム性が人気の秘密です。

タイピングクエスト

こちらは遊びながらタイピングスキルが身につくNintendo Switchのソフトウェアです(2021年4月販売)。Webサイトにも「タイピングは一生使える武器になる」と書いてありますね…。このサイトを運営している以上、私もその通りと思います(多分音声入力化になるとは思いますが…)。パソコンではなく、Nintendo Switchでタイピングスキルを身に着けたい人は、タイピングクエストをお試しください。

タッチタイピングとは?

タッチタイピングとは、ブラインドタッチやタッチメソッドなどとも呼ばれます。キーボードを見ること無く、指先の感覚だけでタイピングすることを指します。ピアノの鍵盤やギターの弦を見ずに演奏するのと原理は同じです。

タッチタイピングを習得するメリットはタイピング速度が上がることです。打つこと自体の速度が上がるのはもちろん、指先を見ずに画面に目線が集中することでミスタイプにも気づきやすくなります。いち早くミスを発見することで、文章の修正にかかる時間も短縮できます。

また、目線を一定に保つことができますから、眼が疲れにくいとも言われています。

デメリットはやはり、習得までに時間がかかることです。キーボードを見ながら打つことに慣れてしまっている人は、タッチタイピングが身につくまでは著しく打刻のスピードが落ちてしまいます。当然、打ち間違いも多発するため、フラストレーションが溜まり結局タッチタイピングを諦めてしまう人もたくさんいます。

しかし、一生涯のスキルとして考えた時に、数ヶ月の努力でスムーズなタイピングが一生できるようになると思えば答えは一つしかありません。タッチタイピングはお箸を使うことと同じで、毎日反復練習を行えば必ず誰でも出来るようになるのです。

ビジネスのスキルとしても注目されている

もはやビジネスでは欠かせないパソコンのスキル。中でも重要視されるのがタイピングの速度です。ビジネスシーンではメールのやり取り、会議資料の作成など、パソコンが必須となる職業が非常に多くなっています。

タイピングには民間資格の他に日本商工会議所が行う認定試験があり、資格を取得することで就職や転職の際、有利に働くこともあります。

しかし何よりも一番のメリットは、キーボードを打つ時間の短縮です。スピードアップで得た時間を有効に使用することで、仕事にはもちろんプライベートへも好影響をもたらすことができるのです。

タッチタイピングマスターへの第一歩、ホームポジションを叩き込む

タッチタイピングをマスターするための第一歩は、「ホームポジション」を覚えることから始まります。ホームポジションとはキーボードにある多数の文字や記号の中で、どの指をどこのキーに置くかという概念です。例えば「A」は左手の小指の基本キー、「J」は右手の人差し指というように決められています。

ホームポジションはとても重要な役割を持っていて、言わば各指の自宅のようなものです。各指にはそれぞれ複数の行き先が定められていて、最終的には必ず家に帰ってくるようにします。そうすることで決められたキーを、決められた指で正しく打てるようになります。タッチタイピングにおいて、かなり重要なパートとなります。

この、ホームポジションの練習は、先に紹介したフリーソフトでももちろん練習できます。myTypingの「ひたすらホームポジション練習!」がおすすめです。ホームポジションを徹底的に指に覚えさせましょう。

それぞれの指の動かし方を覚える

タッチタイピングは、どの指でどのキーを打つかということが決まっています。要するにそれぞれの指が担当するキーが定められているのです。正しい指の動かし方を覚えるために、とにかく反復練習を行います。この指の動かし方を覚えるのに最も時間を要します。

最初の頃はキーの位置を頭で考えながら打つようになるため、一文字を打つのに時間がかかります。しかし、練習を続けていけば無意識のうちに打てるキーが出てきます。得意なキーと不得意なキーが必ず出てきます。フリーソフトでは不得意な指やキーを集中的に練習できるパートも用意されています。1日1文字でも集中して練習すれば、物にできるのではないでしょうか?そう考えると、タッチタイピングはあまり難しくは無いような気がしてきます。

myTypingのコチラのページに、ホームポジションと各指のパートの説明、タイピング練習の心得が記載されています。また、各指ごとの動かし方がマスターできるコンテンツがありますので、不得意なキーが含まれる指の練習を集中して行うことができます。

指の動かし方を習得すれば後はスピードのみ

指の動かし方がマスターできた頃には、恐らくキーボードを見ながら打っていた頃と比べて、打つ速度が同等かそれ以上になっているはずです。この頃にはもう、指先を見なくてもストレスを感じることなくタイピングができるようになります。この先は、いかに打つスピードが上げれるかというテーマになってきます。

しかし、スピードを意識するあまりに誤字脱字が増えるため、あまり速度を意識した練習はおすすめしません。正確にミス無く打つことを心がけ、結果的に早く打てるようになる方が理想です。この段階ではある程度のタイピング速度も身についているため、日常業務でのパソコン使用がそのままタイピングスキル上達にも繋がります。必要に応じて寿司打など、楽しく練習できるフリーソフトで練習し、自分の実力を試してみるのも良いでしょう。

タッチタイピングができるまでの期間は?不器用な40代男性の場合

恥ずかしながら40歳を超えてからタッチタイピングの練習を始めた私ですが、困らない程度にタイピングができるようになるまで約半年ほど要しました。しかし本当に真面目に毎日練習をしていれば、数ヶ月でマスターできたような気もしています。

鬼門はいきなりやってきます。見ながらキーボードを打つことのクセが抜けず、タイピングよりも圧倒的に見ながら打ちのほうがスピードが早いからです。なのでタッチタイピングの練習はストレスそのものでした。そこで挫折しないことがとても重要です。また、業務中はスピード優先で、練習との公私混同をしないことも心がけました。

タッチタイピングの練習中は「絶対に下を見るな!」と言われるのですが、はっきり言って見てしまいます。なので、見ても意味がないようにするしかありません。最も簡単な方法は、そもそも最初からキーボードに文字がない「無刻印キーボード」を使うことです。これで下を見るクセはなくなります。

とにかく反復練習することで無意識に文字が打てるように

タッチタイピング練習の基本は、とにかく毎日の反復練習です。とくに最初の数日、数週間がキツイですが絶対に諦めないでください。少しずつスキルが上がってくることが実感できます。そレを感じることができればもう怖くありません。日に日に成長していくことが楽しくなっていきます。

毎日数分間でも練習をして、繰り返し反復すること。努力や根性という言葉は時代に沿いませんが、タイピングをマスターするには多少の努力や根性を必要とします。誰でもどんな年齢からでも、必ずタッチタイピングはできるようになります。頑張りましょう!

ついつい手元をみてしまう癖をなくすことで肩こりも減るし、キーボード入力が嫌じゃなくなります。習得にはメリットしか無いタッチタイピングを最短で身につけるなら印字なしキーボード

タッチタイピング練習ツール

タッチタイピング研究所

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タイピングについてどんな練習をしてきたかなど 独自開発の自社の無刻印キーボードについて発信していきます!

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