「ホームポジションの場所は分かったのに、いざ打つと、どの指を使えばいいか迷ってしまう」。そんなときは、指を1本ずつ案内してくれる練習から始めると迷いが減ります。

研究所の「ホームポジション練習」は、次に押すキーと、そのキーを打つ指を同じ色で光らせて案内する、研究所オリジナルの練習ゲームです。ブラウザで開くだけで遊べて、登録はいりません。

指の置き方の考え方は「ホームポジションの覚え方」にくわしく書いています。このページでは、ゲームの始め方と画面の見方にしぼって、順番に見ていきましょう。

ホームポジション練習はどんなゲーム?

画面には、キーボードの絵と、左右の手の絵が出ています。次に押すキーが光り、そのキーを担当する指も同じ色で持ち上がります。プレイヤーは、光っているキーを、光っている指で押すだけです。

指の色は、次のように決まっています。

指色
小指ピンク
薬指イエロー
中指ミント(緑)
人差し指スカイ(青)
親指グレープ(紫)

左右とも同じ指は同じ色です。キーボードの絵のキーも、担当する指の色でうすく塗り分けてあります。

こんな人に向いています。

  • キーボードを打つとき、つい手元を見てしまう人
  • ホームポジションを覚えたばかりで、指の担当がまだあやふやな人
  • 時間制限のあるタイピングゲームだと、あせって指がばらばらになる人

時間ははかりますが、制限時間はありません。ゆっくり打っても、途中で終わってしまうことはないので安心してください。

どうやって始めればいい?

始め方はかんたんです。

  1. ホームポジション練習のページを開く
  2. 左右の人差し指を、FとJのキーにある小さな突起(ポッチ)にのせる
  3. お題の最初の文字のキーを押す

最初の1文字を正しく押したときに、タイマーが動き始めます。それまでは時間が進まないので、指の位置をあわてずに確かめられます。始まる前に別のキーを押しても、キーが赤く光るだけで、ゲームは始まりません。

ステージ1では、ふきだしに「FとJのポッチに人差し指をのせてね。準備ができたら「F」を押してスタート!」と出ます。ふきだしで話しかけてくるのは、研究所の助手「ポチ」です。うまく打てると喜び、まちがえると困った顔になります。

始まる前は、FとJのキーがゆっくり光って、ホームポジションの場所を教えてくれるので、指をのせる目安にしてください。

5つのステージでは何を打つ?

ステージは全部で5つです。画面の上にある番号のボタンで、好きなステージを選べます。

番号ボタンの名前画面の題お題
1FとJホームポジションの目印fjfj jfjf ffjj
2左手左手のホーム「asdf」asdf fdsa asdf
3右手右手のホーム「jkl;」jkl; ;lkj jkl;
4のばす人差し指をのばす「g h」fgf jhj gh hg
5ことばローマ字で単語を打つsushi neko sakura

お題の中のすきまは、スペースキーで打ちます。スペースキーの担当は親指です。

ステージ1「FとJ」:目印の2つのキー

左手の人差し指でF、右手の人差し指でJを打ちます。使うのは、この2つとスペースだけです。

FとJは、ホームポジションの目印になるキーです。左右の人差し指がどこに戻ればいいかを、まずここで指に覚えさせます。

ステージ2「左手」:asdf

左手の4本の指を使います。Aは小指、Sは薬指、Dは中指、Fは人差し指の担当です。

「asdf」と「fdsa」で、小指から人差し指へ、人差し指から小指へと、両方の向きに指を動かします。

ステージ3「右手」:jkl;

今度は右手です。Jは人差し指、Kは中指、Lは薬指、;(セミコロン)は小指で打ちます。

右手の小指で打つ「;」は、ふだんあまり使わないキーかもしれません。光る色(ピンク)を目じるしに、ゆっくり打ってみてください。

ステージ4「のばす」:人差し指でGとHへ

人差し指をとなりにのばして、GとHを打つ練習です。Gは左手の人差し指、Hは右手の人差し指で打ちます。

「fgf」「jhj」のように、のばした指をFやJへ戻す流れが入っています。のばしたら戻る、を指に覚えさせるステージです。

ステージ5「ことば」:ローマ字で単語

「すし」「ねこ」「さくら」を、ローマ字で打つステージです。お題の上には、ひらがなも出ます。

このステージでは、ホームポジションの段だけでなく、上の段のU・I・E・O・Rや、下の段のNも出てきます。指をホームポジションから上下に動かして、また戻る練習です。

光っているキーと指はどう見ればいい?

打っている間の案内は、次の4つです。

  • お題の文字:次に打つ文字が少し浮き上がり、下に指の色の線が出ます。打ち終わった文字は濃い色に変わります
  • キーボードの絵:次に押すキーが、指の色で光ります
  • 手の絵:使う指が、同じ色で持ち上がります
  • 手の絵の下の文字:「F は 左手の人差し指」のように、キーと指の名前が出ます

研究員がおすすめしたい見方は、キーボードの絵と手の絵だけを見て、本物のキーボードは見ないことです。画面の中で答えが分かるので、手元を見る理由がなくなります。

まちがえたらどうなる?

ちがうキーを押すと、そのキーが赤く光り、お題の文字も赤くゆれます。画面の上の「ミス」の数も、1つ増えるしくみです。

ふきだしには「おしい!F は 左手の人差し指だよ」のように、正しい指が出ます。正しいキーを押すまで先には進まないので、落ち着いて押し直してください。

うまく打てているときは、4つ正しく打つごとに「いいね!」「その調子!」などの声がかかります。

結果画面には何が出る?

お題を最後まで打つと、「CLEAR!」の結果画面が出ます。表示されるのは、次の3つです。

項目意味
タイム最初の1文字から最後の文字まで、かかった秒数
正確さ打った数のうち、ミスせずに打てた割合(%)
打/分正しく打ったキーの数を、1分あたりに直した数。スペースも1つと数えます

正確さは、お題の文字数を「お題の文字数+ミスの数」で割って出しています。ミスが0なら100%です。

正確さによって、出るメッセージが変わります。

  • 100%:「パーフェクト!手元、見てないよね?」
  • 85%以上:「いい感じ!この調子で続けよう」
  • 85%未満:「ゆっくりでOK。スピードより正確さが先!」

自己ベストはどう残る?

結果画面の下には、自己ベストが出ます。はじめてクリアしたステージでは「はじめての記録です。」、前より速く打てたときは「自己ベスト更新!」と前回のタイムが、そうでないときは「自己ベスト:〇秒」と、いまの自己ベストが出ます。

自己ベストは、ステージごとにタイムがいちばん短かった回が残ります。記録は、お使いのブラウザの中にだけ保存され、サーバーには送られません。そのため、別のパソコンや別のブラウザで開くと、記録は見えません。

一度クリアしたステージは、画面の上の番号ボタンの丸が緑に変わります。どこまで進んだかがひと目で分かるので、続ける目じるしにしてください。

結果画面のボタン

結果画面には「もう一回」と「つぎのステージ →」のボタンがあります。最後のステージ5では「つぎのステージ」は出ません。

結果画面が出たときは、ボタンが選ばれた状態になっています。そのままEnterキーを押すと、ステージ1〜4では次のステージへ、ステージ5ではもう一回に進めます。

操作で覚えておきたいことは?

  • やり直し:Escキー、または画面の上の「↻」ボタンで、今のステージを最初からやり直せます
  • ステージを選ぶ:画面の上の番号ボタンを押すと、そのステージに切り替わります
  • キーを長押ししても進まない:押しっぱなしで同じ文字が続けて入ることはありません。1回ずつ押してください
  • 画面に見えているときだけ反応する:ゲームが画面から外れるほどスクロールすると、キーを押しても反応しません

押したキーの場所で判定しているので、日本語入力(IME)はオンのままで大丈夫です。

スマホやタブレットでは、画面のキーをタップして遊べます。画面がせまいときは、そのステージで使うキーだけが大きく並びます。

初心者が上手に使うコツは?

最初は正確さ100%をめざす

自己ベストはタイムで決まりますが、最初からタイムをねらうと、あせってミスが増えやすいものです。研究員は、まず正確さ100%を出せるまで同じステージをくり返し、それから少しずつタイムを縮めるのがよいと考えています。

ゲームの結果画面でも、正確さが85%を下回ると「スピードより正確さが先!」と出ます。急がなくて大丈夫です。

1文字打ったら、指をホームポジションへ戻す

ステージ4の「fgf」のように、このゲームのお題には、のばした指を戻す流れが入っています。打ったら戻す、を毎回意識すると、次のキーで指が迷いにくくなります。

戻る場所は、「ホームポジションの覚え方」の図で確かめてください。

スペースは親指で打つ

スペースは、どのステージにも出てくるキーです。人差し指でスペースを押すと、指がホームポジションから離れてしまいます。手の絵で紫色の親指が持ち上がったら、親指で押しましょう。

手元を見たくなったら、画面の手の絵を見る

手元を見るクセは、すぐには抜けません。研究員も、手元を見るクセが抜けるまで約半年かかりました。

見たくなったときは、本物のキーボードではなく、画面の手の絵を見てください。どの指を動かせばいいかは、画面に出ています。

ステージ1から順に進める

5つのステージは、FとJ → 左手 → 右手 → のばす → ことば と、少しずつ指を広げる順番に並んでいます。迷ったら、ステージ1から順にクリアしていきましょう。ミスが続くステージは、ひとつ前に戻ってもかまいません。

ミスが減らないときの考え方は「タイプミスを減らす10のコツ」も参考になります。

ホームポジション練習についてよくある質問

1. お金はかかりますか?登録は必要ですか?

お金はかからず、登録もいりません。ブラウザでホームポジション練習のページを開けば、すぐに遊べます。

2. 日本語入力がオンのままでも遊べますか?

はい。押したキーの場所で判定しているので、日本語入力(IME)がオンでもオフでも同じように動きます。

3. 記録はどこに保存されますか?

ステージごとの自己ベストが、お使いのブラウザの中にだけ保存されます。サーバーには送られません。別のパソコンやブラウザでは記録を引きつげないので、注意してください。

4. キーを押しても反応しません。どうすればいいですか?

ゲームが画面に十分に見える位置までスクロールしてから、もう一度押してみてください。始める前は、お題の最初の文字のキーを押したときだけスタートします。キーの長押しも反応しないので、1回ずつ押してください。

5. スマホでも練習できますか?

画面のキーをタップして遊べます。ただ、タッチタイピングを身につけるには、パソコンのキーボードで練習するのがおすすめです。スマホでは、どのキーをどの指で打つかの確認に使ってください。

6. 自己ベストは何で決まりますか?

ステージごとに、タイムがいちばん短かった回が自己ベストとして残ります。ただ、最初は正確さ100%をめざして、タイムはそのあとに縮めていくのがおすすめです。

まとめ

  • ホームポジション練習は、光っているキーを、同じ色の指で押していく無料のゲーム
  • ステージは「FとJ」「左手」「右手」「のばす」「ことば」の5つ。1から順に進めるとよい
  • 結果画面には、タイム・正確さ・打/分が出る。自己ベストはタイムで決まり、ブラウザにだけ保存される
  • 最初は正確さ100%をめざし、手元ではなく画面の手の絵を見て打つ

まずはホームポジション練習を開いて、ステージ1の「FとJ」を1回クリアしてみてください。