「タイピングを練習したいけれど、何から始めればいいかわからない」。そんな人におすすめなのが、タイピング練習サイト「マイタイピング」にある無料の講座「ひよこでも出来るタイピング練習講座」(通称:ひよこタイピング)です。

研究員のひとりが、いちばん最初に使ったタイピング練習もひよこタイピングでした。この記事では、ひよこタイピングの練習メニューと進める順番、使い方、文字が打てないときの対処、そして実際に使った研究員の体験談を紹介します。

この記事の内容は、2026年10月にひよこでも出来るタイピング練習講座の公式ページで確認したものです。内容は変わることがあるので、最新の情報は公式ページで確認してください。

ひよこタイピングとは?

ひよこタイピングは、タイピング練習サイト「マイタイピング」の中にある、初心者向けのタイピング練習講座です。正式な名前は「ひよこでも出来るタイピング練習講座」で、練習問題は「ひよこのタイピング練習」として用意されています。2023年4月にリニューアルされ、2026年10月時点で無料で公開されています。

外部サイトを開く typing.twi1.me

myTypingの「ひよこでも出来るタイピング練習講座」のページ

公式ページで確認できた主な特徴は、次のとおりです。

  • ホームポジションから順番に練習できる:いきなり文章を打つのではなく、指の置き方から始めます
  • 画面に「キーの位置」と「使う指」が出る:手元を見ずに、画面を見て打つ練習ができます。画面右下のミニキーボードは、慣れたらアイコンで消せます
  • 練習ごとに合格の基準がある:基準をクリアして次に進むので、自分の上達がわかります
  • 苦手なキーを練習できる:ミスが多いキーがあると、「特訓タイピング」に案内されます

公式ページでは、毎日10〜30分の練習がすすめられています。

練習メニューと進める順番(全17練習)

ひよこタイピングの練習は、「基礎編」と「習得編」の全17個です。上から順番に進めていきます。

番号練習の内容編
1ホームポジション基礎編
2あ行基礎編
3か〜さ行基礎編
4あ〜さ行の単語基礎編
5た〜な行基礎編
6た〜な行の単語基礎編
7は〜ま行基礎編
8は〜ま行の単語基礎編
9や〜わ行基礎編
10や〜わ行の単語基礎編
11五十音まとめ基礎編
12濁音習得編
13濁音の単語習得編
14拗音習得編
15拗音の単語習得編
16まとめ1習得編
17まとめ2習得編

行ごとの練習のあとに、その行を使った単語の練習が続く、という流れです。五十音がひととおり打てるようになったら、「が」「ぱ」などの濁音、「きゃ」「しゅ」などの拗音へと進みます。

ひよこタイピングの使い方

1. 練習1「ホームポジション」から始める

まずは練習1の「ホームポジション」から始めましょう。「F」と「J」のキーにある小さな突起に人差し指を置き、残りの指を横に並べるのがホームポジションです。くわしい置き方は「ホームポジションとは?」で解説しています。

2. 画面のキーと指を見て打つ

練習中は、画面に打つキーの位置と使う指が表示されます。手元のキーボードではなく、画面の案内を見て打つのがポイントです。最初はゆっくりで大丈夫です。

3. 合格したら次の練習へ進む

各練習には合格の基準があります。基準をクリアしたら、次の練習に進みましょう。うまくいかない練習は、何度でもくり返して大丈夫です。

4. 慣れたらミニキーボードを消す

キーの位置を覚えてきたら、画面右下のアイコンでミニキーボードを消して練習してみましょう。案内なしで打てるようになれば、手元を見ずに打つ力がついてきた証拠です。

文字が打てないときは

マイタイピングの公式のよくある質問では、文字が打てないときは、画面をクリックしてから日本語入力をオフにし、スペースキーを押すよう案内されています。日本語入力は、Windows は「半角/全角」キー、Mac は「英数」キーでオフにできます。

また、公式のよくある質問では、使える機器について次のように案内されています。

  • Mac:JIS(日本語)キーボードのみ対応
  • タブレット:Bluetooth キーボードが必要
  • スマートフォン:アプリでのフリック入力の練習になる

体験談:寿司打の前にひよこタイピングで基礎を固めた

ここからは、研究員のひとりがひよこタイピングを使ったときの体験談です。

タッチタイピングを身につけたいと思って、最初は寿司打を始めました。ところが、いきなりお題が流れてきて、打つのに必死。キーボードを見ながら打っていて、ホームポジションも打つ指もめちゃくちゃでした。

そこで、まずはホームポジションと正しい指でキーを押すことを覚えようと考えました。ホームポジションと指を覚えても、いざ寿司打をしてみると、やっぱりキーボードを見てしまいます。

ほかにいい練習はないかと探して、マイタイピングの「ひよこでも出来るタイピング練習講座」を始めてみると、画面にキーボードと指が出てくるので、下を見ないように打つことを始められました。押すキーをまちがえることも多く、まだまだ練習は必要でしたが、人差し指でキーボードを見て打っていたころの自分からすると、タッチタイピングという未知の世界に入りやすく感じました。

ホームポジションを覚えるときは、当サイトの「キーボード配列表」を印刷して、モニターの横に貼っておくのもおすすめです。手元ではなく配列表を見ることで、キーボードを見るクセがつきにくくなります。

寿司打を使うタイミングについては、「寿司打は使っちゃダメ?意味ない?」でくわしく紹介しています。

ひよこタイピングのあとにおすすめの練習

ひよこタイピングで五十音がひととおり打てるようになったら、次のような練習に進むのがおすすめです。

当サイトの「無料のタイピング練習ゲーム」も、次に押すキーと指を色で案内してくれるので、ひよこタイピングと一緒に使えます。

ひよこタイピングで手元を見てしまうときは

ひよこタイピングは、画面のキーボードで次に押すキーを教えてくれるので、手元を見ずに打つ練習に向いています。それでも、迷ったときについ自分の手元を見てしまう人は少なくありません。

そんなときは、キーに文字が書かれていないキーボードで練習するのが近道です。手元を見ても文字が分からないので、画面の案内と指の感覚だけで打つ練習になります。研究所では、ローマ字と記号のキーだけ印字をなくし、Shift や Enter などの文字は残した「半無刻印キーボード」を作りました。

タッチタイピング練習用 半無刻印キーボード
研究所のおすすめ

タッチタイピング練習用 半無刻印キーボード

手元を見るクセを強制的に直す。タッチタイピング上達の仕上げに。

Amazonで見る

ひよこタイピングについてよくある質問

1. ひよこタイピングは無料ですか?

無料です。2026年10月時点で、マイタイピングで公開されています。

2. 練習はいくつありますか?

基礎編(練習1〜11)と習得編(練習12〜17)の、全17個です。

3. どの練習から始めればいいですか?

練習1の「ホームポジション」から始めて、順番に進めましょう。各練習の合格の基準をクリアしてから次に進みます。

4. 文字が打てません。

公式のよくある質問では、画面をクリックしてから日本語入力をオフにし、スペースキーを押すよう案内されています。

5. 1日にどのくらい練習すればいいですか?

公式ページでは、毎日10〜30分の練習がすすめられています。長時間より、毎日続けることが大切です。

まとめ

  • ひよこタイピングは、マイタイピングの無料講座「ひよこでも出来るタイピング練習講座」
  • 練習は基礎編(1〜11)と習得編(12〜17)の全17個。ホームポジションから順番に進める
  • 画面に打つキーと使う指が出るので、手元を見ずに打つ練習の最初の一歩にぴったり
  • 文字が打てないときは、画面をクリックして日本語入力をオフにし、スペースキーを押す
  • 五十音が打てるようになったら、タイピンガーZや寿司打、長文の練習へ

いきなりゲームで速く打とうとするより、ひよこタイピングで基礎から順番に進めるほうが、結果的に早く上達できます。まずは練習1の「ホームポジション」から始めてみましょう。