タッチタイピングできるようになるには楽しく練習することが大切!
タッチタイピング(ブラインドタッチ)は「キーボードを見ずに指先の感覚だけで文字を入力すること」です。
タッチタイピングができるとタイピングが速くなり、業務効率化や体の負担が軽減されるといったメリットがあります。
タッチタイピングができるようになるには訓練が必要で、継続できずに我流タイピングやキーボードを見ながらのタイピングがやめられない人も多いです。
実はタイピングを「楽しく」練習することは、タッチタイピングを早く定着させる上でとても大切です。
「楽しむ」と記憶力の関係
脳科学者・茂木健一郎さんの著書「脳を活かす勉強法」では繰り返し、「とにかくまずは楽しんで勉強をしよう」と書かれています。
楽しく勉強することが記憶力を高めることは脳科学的に証明されていて、これは人の名前や言葉の名前など(意味記憶)や英語や漢字などにとどまらず、運動やピアノ、タイピングといった身体で覚える記憶(手続き記憶)も含まれています。
まず、「楽しい」という感覚はドーパミンという脳内物質の分泌を促し、記憶力の向上に影響を与えるといわれています。
これには「扁桃体」と「海馬」という脳内で隣接している2つの領域が大きく関わっています。
扁桃体では主に、五感から得た情報を大きく「快」と「不快」に仕分ける役割を担っています。
扁桃体で「楽しい」つまり「快」というプラスの感情に判断されると、「ドーパミン」という神経物質が分泌されます。ドーパミンが「海馬」という記憶をコントロールする部分に刺激を与えると記憶力を高める・達成感ややる気を生じさせるといった効果があります。
逆に「不快」というマイナスの感情が働くとストレスホルモンが分泌され、「海馬」の働きが抑制され、記憶力の低下を招きます。
これらのことから、タッチタイピングを最速で習得するためには「楽しむ」ということも大切といえます。
大人でも楽しい、無料タイピングゲーム4選
今回は大人でも楽しめるタイピングソフトを4つご紹介します。
タイピングゲーム1:寿司打
「寿司打(すしだ)」はローマ字入力用のタイピング練習ゲームです。
ゲームが始まると画面に寿司が流れて来てお皿が画面内にあるうちに表示された文字をタイピングします。右に流れてしまう前にうまくタイピングできたらその皿を食べたことになります。
回転すしの食べ放題をどれくらいお得に食べることができるかというユニークな設定で、難易度は細かく設定することができたり、難易度によって皿の色も変わるなど、なかなか凝ったユニークな設定になっています。
「ランキングを表示」というボタンが現れて、自分のスコアが他のユーザー1万人とくらべて何位なのかを見ることもできます。
スコアやタイプミス数が表示されるので、数字をあげていくことがモチベーションになります。
「寿司打」はローマ字入力用のタイピング練習ゲームです。無料&ブラウザで遊べますので、ちょっとした空き時間の練習や暇つぶしにどうぞ。複数の入力に対応しており、表示されているキー以外にもお好みの打ち方でタイピングいただけます。
タイピングゲーム2:Typing Tube
「Typing Tube」はYouTubeの動画埋め込み昨日を用い、楽曲の歌詞に合わせてタイピングを行う歌詞タイピングゲームです。
ユーザの有志が作成した歌詞に合わせてキーを打ち込んでいき、性格率や打ち切ることができた文字の割合によってタイピングが点数化されます。
好きな曲に合わせてタイピング練習ができるので音楽が好きな方におすすめです。
タイピングゲーム3:Ozawa-ken
「Ozawa-ken」は対戦型のタイピングゲームで、リアルな映像に合わせて表示された文字をタイピングします。
正しいタイピングができると相手にダメージを与え、間違ったタイピングをするとこちらがダメージを受けます。
隠しキャラが出現したり、必殺技が出たりとハイクオリティで楽しめます。
ステージは1、2、3・・・と難易度が上がっていき、スコアやランキングも表示されます。
格闘ゲームでストレス発散しながらタイピングを速くしていきたい人におすすめです。
タイピングゲーム4:Typing Land
「Typing Land」はOzawa-kenと同じ比護賢さんが開発したゲームです。
これまで紹介した他のゲームとは違い、ホームポジションから学べたり、アルファベットから学べるなどと、初心者ならタイピングの基礎から学べ、上級者ならゲーム感覚で遊べます。
英語でのタイピング練習をすることもできるので一石二鳥です。
さまざまなゲームが含まれているので飽きにくく、どの世代も楽しめるでしょう。
自分に合うタイピングゲームで楽しく習得していきましょう。
今回は大人も楽しくタイピング練習を続けられる無料ゲームを紹介しました。
有料ゲームも含めるとほかにもゲーム感覚で継続できるソフトはたくさんあります。
タッチタイピングは1日で習得できるものではないからこそ楽しく練習できるゲームを使っていくのが習慣化のコツの1つです。
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