「子どもとタイピングで遊びたいけれど、パソコンは1台しかない」「親子で打つ速さがちがいすぎて、一緒に遊ぶと差がついてしまう」。そんなときに試してほしいのが、研究所のオリジナルゲーム「しりとりリレー」です。

1台のパソコンを交代で使い、しりとりの言葉をローマ字で打ちます。人ごとに「何文字以上」「何秒以内」のハンデを決められるので、子どもはゆっくり短い言葉で、大人は急いで長い言葉で、同じしりとりをつなげます。

しりとりリレーはどんなゲーム?

みんなで1つのしりとりをつないでいく、2〜4人用のタイピングゲームです。無料で、登録もいりません。

勝ち負けを決めるゲームではありません。最後に出るのは「みんなで何この言葉をつないだか」です。だれかが負けて終わるのではなく、家族で記録をのばしていく遊びになっています。

こんな人に向いています。

  • 子どもと一緒にタイピングの練習をしたい保護者
  • きょうだいで、年の差があっても一緒に遊びたい家庭
  • ローマ字入力に慣れてきて、自分で考えた言葉を打ってみたい人

ローマ字は、ゲームの中でひらがなに直します。そのため、パソコンの日本語入力(IME)を切りかえる必要はありません。「し」を si と shi のどちらで打ってもいいように、打ち方が2つある文字はどちらでも受け付けます。

どうやって始める?

ゲームのページを開くと、遊ぶ人を決める画面が出ます。

1. 遊ぶ人の名前を入れる

最初は2人分の行があります。それぞれにニックネームを入れましょう。10文字まで入れられます。名前を入れなかった人は「1ばんの人」「2ばんの人」のように表示されます。

名前の左にある動物のアイコンは、押すたびに変わります。3人目・4人目は「+ ひとり増やす」で足せます。行の右の「×」で、その人をはずせます(2人より少なくはできません)。

同じニックネームの人が2人いると、ゲームを始められません。「ニックネームが同じ人がいます」と出たら、ちがう名前にしてください。

2. 人ごとにハンデを選ぶ

名前のとなりで、ハンデを「かんたん」「ふつう」「むずかしい」から選びます。くわしくは、このあとの「ハンデはどう決める?」で説明します。

3. 「しりとりを はじめる」を押す

ボタンを押すと、遊ぶ画面に変わります。「〇〇さんから。3…2…1…」と数えてから、1番目の人の番が始まります。

2回目からは、前に遊んだときの顔ぶれ(名前・アイコン・ハンデ)が最初から入っています。「前に遊んだ人」のボタンを押して、名前が空いている行に入れることもできます。

遊び方は?

最初の言葉は、いつも「しりとり」です。1番目の人は「り」から始まる言葉を打ちます。

画面のまん中には「まえの言葉」と、「つぎは □ から」が大きく出ます。□の文字の横には、その文字のローマ字(たとえば「り」なら ri)も小さく出ます。

言葉の打ち方

  1. キーボードでローマ字を打つ(打ったそばから、ひらがなに変わって表示されます)
  2. まちがえたら BackSpace キーで1文字ずつ消す
  3. 打ち終わったら Enter キーで決定する

決定した言葉がルールに合っていれば、つぎの人の番になります。画面の上には、遊んでいる人の名前とハンデが並びます。いまの番の人は黄色く目立つ表示になるので、だれが打つのかが分かります。

出た言葉は、画面の下に打った人のアイコンつきで並んでいきます。

言葉がはじかれるのはどんなとき?

つぎのような言葉は受け付けられず、もう一度打ち直しになります。

はじかれる理由画面に出る言葉
前の言葉の最後の文字から始まっていない「〇」から始まる言葉だよ
その人のハンデの文字数より短い〇〇さんは 〇文字以上だよ
もう出た言葉と同じ「〇〇」は もう出たよ
ひらがなで書けない文字が入っているひらがなで打てる言葉にしてね

ローマ字の続きにならないキーを押したときも、「『〇』では続けられないよ」と出ます。どちらの場合も、打ち直せばしりとりは続きます。ただし、その間も制限時間は進みます。

なお、最初の「しりとり」も出た言葉に入っています。あとで「し」から始める番が来ても、「しりとり」は使えません。

「ー」や小さい文字で終わったら?

「ー」で終わる言葉は、その前の文字から続けます。「こーひー」なら、つぎは「ひ」からです。「ー」はキーボードの「-」(ほ のキー)で打てます。

「ゃ」「っ」のような小さい文字で終わったときは、大きい文字から続けます。「きしゃ」なら「や」から始めます。

どうなったらおしまい?

おしまいになるのは、つぎの3つのときです。

  • 「ん」で終わる言葉を打ったとき
  • 自分の番で、制限時間をすぎたとき
  • 画面の下の「ここでおわる」を押したとき

だれか1人が時間切れになると、そこでみんなのしりとりが終わります。全員で1本のリレーをつないでいるイメージです。

スマホやタブレットでも遊べる?

キーボードがない端末では、画面に入力欄が出ます。ひらがなで言葉を入れて「けってい」を押すと遊べます。カタカナで入れても、ひらがなに直して判定します。

ただ、タイピングの練習として遊ぶなら、パソコンのキーボードで打つほうが向いています。

ハンデはどう決める?

ハンデは3つあります。「何文字以上の言葉を打つか」と「1回の番で何秒まで考えて打てるか」の組み合わせです。

ハンデ言葉の長さ1回の番の制限時間
かんたん2文字以上30秒
ふつう3文字以上20秒
むずかしい4文字以上15秒

文字数は、ひらがなの文字数で数えます。小さい「ゃ」や「ー」も1文字です。

制限時間は、番が来るたびに最初からはかり直します。画面の上のバーが少しずつ短くなり、残りが少なくなると赤に変わります。

研究員は、ハンデを「打つ速さ」と「言葉を思いつく速さ」の両方に合わせて選ぶとよいと考えています。たとえば、ローマ字を覚えはじめた子は「かんたん」、ふだんからパソコンを使う大人は「むずかしい」にすると、力の差がうまってリレーが長く続きます。何回か遊んで、すぐ終わってしまう人がいたら、その人のハンデを1つやさしくしてみましょう。

ハンデは、結果の画面の「人やハンデを変える」から、いつでも選び直せます。

記録はどうやって見る?

結果の画面に出ること

しりとりが終わると、結果の画面が出ます。

  • なぜ終わったか(「ん」がついた・時間切れ・ここでおわりにした)
  • みんなでつないだ言葉の数
  • 1人ずつの、つないだ言葉の数と、その人がいちばん長く打った言葉
  • 同じ顔ぶれで遊んだ、これまでの記録とのくらべ

同じメンバーで遊んだ記録より多くつなげると、「このメンバーの新記録!」と出ます。はじめての顔ぶれなら「このメンバーの はじめての記録です」と出ます。

「もう一回」を押すと、同じ顔ぶれ・同じハンデで、また「しりとり」から始まります。

「きろくノート」で見られること

ゲームの下には「きろくノート」があります。4つのタブで記録を見られます。「きょう」「きのう」「1週間」には、研究所のほかの親子ゲームで遊んだ記録も一緒に出ます。

  • きょう/きのう:遊んだ回数・打った文字数・遊んだ時間と、1回ごとの記録
  • 1週間:この7日間に遊んだ回数のグラフと、1人ずつの回数・文字数
  • ランキング:顔ぶれごとの、つないだ言葉の数のいちばんよい記録

2日以上続けて遊ぶと、「〇日つづけて遊んでいます」と出ます。ランキングは、そのパソコンで遊んだ人どうしのものです。ほかの家の記録とはくらべません。

記録はどこに保存される?

記録は、遊んでいるパソコン(ブラウザ)の中にだけ保存されます。ニックネームや打った言葉が、研究所のサーバーに送られることはありません。

そのかわり、ブラウザのデータを消すと記録も消えます。残しておきたいときは、きろくノートの「ファイルに保存」で記録をファイルに書き出しましょう。「ファイルから読み込む」で、いまの記録に足して読み込めます。

きろくノートには「記録をぜんぶ消す」ボタンもあります。「登録したニックネーム」を開くと、1人ずつ名前とその人の記録を消すこともできます。

プライベートモードなど、記録を保存できない設定のブラウザでも、遊ぶことはできます。そのときは、きろくノートにその旨が表示されます。

家族で楽しむにはどうすればいい?

言葉があっているかは家族で決める

しりとりリレーは辞書を持っていません。ひらがなで、ルールに合っていれば、どんな言葉でも受け付けます。

「それ、本当にある言葉?」と話し合うのも、しりとりの楽しさです。研究員は、遊ぶ前に「人の名前はなし」「つくった言葉はなし」のように、家のルールを1つ2つ決めておくと、もめずにすむと考えています。

打ち方が分からない文字は一緒に探す

「『ぢ』はどう打つの?」と聞かれたら、遊ぶ画面の下にある「ローマ字入力表」のリンクを開いて、一緒に確かめてください。研究所のローマ字入力表は印刷もできます。パソコンの横に置いておくと、番を待っている間にも見られます。

「前回の自分たち」とくらべる

結果の画面は、同じメンバーのこれまでの記録とくらべてくれます。だれが多くつないだかより、「この前より何こ多くつなげたか」を話題にすると、子どもも大人も楽しく続けやすくなります。

親子で練習するときの声のかけ方は「親子でタイピング練習をするコツ」で、家でゲームを遊ぶときのルールの決め方は「寿司打・ポップタイピングを家で遊ぶコツ」で紹介しています。

しりとりリレーについてよくある質問

1. 何人で遊べますか?

2〜4人で遊べます。1人では遊べません。名前を入れる画面の「+ ひとり増やす」で、4人まで足せます。

2. 日本語入力(IME)はオンとオフのどちらにすればいいですか?

どちらでも遊べます。打ったローマ字はゲームの中でひらがなに直すので、切りかえる必要はありません。

3. 「ん」で終わる言葉を打ったら、どうなりますか?

そこでしりとりはおしまいです。結果の画面に、みんなでつないだ言葉の数が出ます。自分の番で時間切れになったときも、同じように終わります。

4. スマホやタブレットでも遊べますか?

遊べます。画面に出る入力欄にひらがなで言葉を入れて、「けってい」を押します。タイピングの練習には、パソコンのキーボードがおすすめです。

5. 記録はほかの人に見られますか?

同じパソコン・同じブラウザを使う人は、きろくノートで見られます。記録はそのブラウザの中にだけ保存され、研究所のサーバーには送られません。ほかの家の記録ともくらべません。ブラウザのデータを消すと記録も消えるので、残したいときは「ファイルに保存」を使ってください。

まとめ

  • しりとりリレーは、2〜4人が1台のパソコンを交代で使う、研究所のオリジナルの無料ゲーム
  • 最初の言葉は「しりとり」。ローマ字で打って Enter キーで決定し、「ん」か時間切れでおしまい
  • ハンデは「かんたん(2文字〜・30秒)」「ふつう(3文字〜・20秒)」「むずかしい(4文字〜・15秒)」の3つ
  • 記録はブラウザの中にだけ保存され、きろくノートで「きょう」「1週間」「ランキング」を見られる

まずは家族で名前とハンデを決めて、「しりとりリレー」で最初の1本をつないでみてください。